テックスケアインターナショナル2024に参加してきました

こんにちは、小松屋クリーニング代表の小笠原です。
この度、ヨーロッパで4年に一度開催される世界最大のテックスケア インターナショナル 2024 – 国際クリーニング専門展示会に参加してきました!
この展示会は、最先端技術や業界の最新トレンドを学べるだけでなく、世界中のクリーニング業界のプロフェッショナルたちと交流し、知見を深める貴重な場となりました。

その模様をすこしお届けしたいと思います。

今回の展示会はドイツのフランクフルトでの開催。

新型コロナウイルスの世界的なパンデミックの影響で前回の開催が延期され、およそ8年ぶりの実施となったようです。
私自身、もちろん初めての参加でしたが、8年という長いブランクを経て行われた展示会は、その分だけ熱気と期待感に満ち溢れていました!

会場は非常に広大で、日本のメーカーをはじめ、ヨーロッパやアジアを中心としたさまざまな機械メーカーが最新の機械や技術を展示していました。今回の参加目的は、今後お客様により良い品質を提供するだけでなく、地球環境への配慮も重視しながら、働く人々の負担を軽減する方法を模索することでした。
「お客様に喜ばれる高品質の提供」「働く人々の労働負担の軽減」「地球環境を守る」という3つの目標を実現するため、小松屋クリーニングとして新たなヒントを得るべく、意欲的にこの展示会に参加しました(^^♪

広大な会場を歩いていて、まず圧倒されたのは各メーカーが競い合うように展示している最新機器の数々でした。

会場で目を引いたのは、各社のブースで展示されていた最新シャツ仕上げ機の動作です。実際に稼働している様子を見て、その仕上がりの美しさに感動しました。、繊維に余分な負担をかけることなく、ふんわりと自然な仕上がりを実現していました。

日本発の技術が世界に誇る持続可能性と性能の高さを感じることができました。「仕上がりの美しさ」と「衣類を長持ちさせる優しさ」という、この2つのポイントをしっかりとお届けできる技術の展示に目を惹かれました。

環境問題への配慮も随所に感じられました。水の再利用や省エネ設計が施された機械が展示されており、業界全体が環境意識を高めていることが伝わってきます。クリーニング業が単に「洗う」だけでなく、持続可能性をもって「未来を洗う」方向へと進化しているのだと実感しました。

展示会で改めて感じたのは、「お客様にとって本当に喜ばれるクリーニングサービスとは何か?」ということです。美しい仕上がり、肌に安全で優しいことはもちろん、衣類が丁寧に扱われているという安心感や、環境に配慮した方法でクリーニングされているということが、これからのサービスに必要な要素だと実感しました。

例えば、お気に入りのシャツやスーツが新品のように仕上がり、繊維に負担をかけない丁寧なケアによって長く愛用できる。また、環境に優しいクリーニング方法を採用することで、「自分の選択が地球環境にも優しい」と感じていただけるようなサービス。それこそが、お客様にとっても理想的なクリーニングなのかもしれないと、
現地で直接見て感じることで新たなヒントを得ることが出来ました。

今回得た多くの気づきを、少しずつ自社のサービスや取り組みに反映させ、お客様にその価値を実感していただける形で展開していけるよう、これからも努力を続けていきたいと思います。

 

次回は、世界中のクリーニング店が一堂に会し、各国の取り組みやアイデアを発表する「CINET(シーネット)」の大会に参加した内容を少しご紹介したいと思います!